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開催にあたって

この度、杉並区でのイベント「杉並マンガアニメ祭」を企画した経緯は、阿佐ヶ谷アニメストリート(現在は別施設)にて第6回武者絵展を開催時に「多くのアニメ制作会社が集まる杉並区内で新しいイベントはできないだろうか?」との区議会議員の方としていた雑談から始まり、その後区役所職員の方との企画の形になり、打ち合わせを重ね、オリンピック前の2020年5月開催をを目指し進めてまいりましたが、今年の2月後半「新型コロナウィルス」の感染拡大に伴い開催を見送る事になっておりました。 9月に入り様々なイベントが現状での安全な開催を模索しながら運営を進めていく中、杉並区の職員の方から12月に相馬野馬追応援企画「武者絵展」の全展示だけでもやりましょうとのお話があり、打ち合わせを重ねていく中でやるならば当初の企画にあるように「アニメのまち杉並」を広められるように漫画・アニメの展示もやりましょうと企画を再開し、と2020年5月開催予定だったイベントの規模縮小版として開催することになりました。 同時開催に【12月13日(日)のみ】セシオン杉並 二階会議室で「アニメ、漫画の事を知ってもらおう!」ということで「漫画アニメワークショップ」としてプロの先生方に教えてもらおうという企画もいたします。 小学校高学年から中学生、高校生などの方々を対象としてイベントです。 そして当初からの同時開催で企画されていた【相馬野馬追応援企画 武者絵展】 第一回から第八回の(2019年までが最新)の一挙展示を行います。 この企画は相馬野馬追を支援するため、東日本大震災の翌年2012年に相馬野馬追の開催の地、福島県南相馬市の原町図書館で第一回武者絵展を始めました。 回を重ねるごとに参加していただける方が増えていき、今では毎年100名以上のアニメーター・漫画家・イラストレーターの方々にご協力いただいております。 2011年の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で大きな被害を受けた福島県相双地方で1,000年以上続いてきた伝統の行事が国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」です。 今年、新型コロナウィルス感染症の影響により、相馬野馬追は無観客で開催しましたが、途切れぬ事無く伝統文化を紡いでおります。 漫画やアニメに関するさまざまな展示や、トークショー、ライブドローイング、そしてこれまで8回行われてきた武者絵の全作品の展示と、伝統文化「相馬野馬追」現代文化“漫画・アニメ”が交わるこのイベントを杉並区の文化交流課の方々と南相馬市の協力をもとに 地域住民の方やマンガ、アニメという海外にも浸透する「文化」を楽しんでもらえるようなイベントに出来るようにしたいと思います。